Windows「10」延長利用の注意事項

差し迫ったWindows10のサポート終了に向けた動きですが、期限を過ぎても引き続き「OS10」を使用することを希望する個人または組織は、いわゆるMicrosoft社から提供される有料の拡張セキュリティアップデート(Extended Security Updates(ESU))サブスクリプションサービスにPCを登録すれば、サポート終了後もこのサービスを通じてセキュリティ確保に不可欠なセキュリティ更新プログラムを引き続き受け取り、既存PCをセキュリティ上の懸念から遠ざけ安全に利用できます。今回はこの話題を取り上げて解説します。

DXイメージ

導入に関わる諸条件

まず、ESUプログラムから更新プログラムを順次インストールできるのは、デバイスのOSバージョンが「22H2」にバージョンアップされていることが条件。しかし延長セキュリティ更新プログラムは、あくまで「11」移行への橋渡し的な役割。

ESUにはAIを始めとしたOSに含まれる新たな機能更新プログラム、セキュリティ以外の修正、設計変更要求は含まれないことが明示されています。
そのうえ最長3年が延長利用の期限とされており、購入してから一年単位での契約となります。

また気になる「テクニカルサポート」については、ESUライセンスのアクティブ化に関することやESU月次更新プログラムのインストール、セキュリティ更新プログラム自体が原因で発生した可能性のある諸問題の解決にのみ限定されています。

基本ライセンス価格として、1年目はデバイス1台あたり61ドル(約9,500円<2月時点の為替レート>)と発表されており、2年目移行は前年額の倍額となることが明らかになっています。このライセンス自体はサポート終了日の1年前から購入でき、現時点での利用も可能です。

期限まで残りわずか

今や新しいWindowsPCを購入する際は、事実上「11」しかOSの選択肢がない状況です。なんらかのセキュリティ上の安全性確保策を講じなければ、「11」への移行は基本的に必須、『10』に残された時間は少ないと言わざる得ませんが、もちろん使い続けたいニーズにお応えしたサポートサービスも存在しています。

移行に向けたご相談やサポートはぜひ弊社におまかせください。万全を期した最善のプランをご用意致します。

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