25年10月OS10サポート終了に向けた11への計画的移行には

10バージョン22H2からは製品サポート終了(EOS:End of Support)までセキュリティ更新プログラムを含むサポートが提供されています。EOSまで新たな機能更新プログラムは提供されず、毎月の品質更新プログラムのインストールだけです。もし、Windows Updateの機能更新プログラムの「延期」ポリシーやWSUSを用いてバージョン22H2のインストールをブロックされているのであれば、できるだけ早急にバージョン22H2にアップデートすることを推奨します。

OS10を使い続けるリスク

10をクライアントOSとして使い続ける理由として多いのが利用しているアプリケーションや周辺機器との互換性問題を考慮したものであったり、11で厳しくなったシステム要件(TPM《Trusted Platform Module》2.0やUEFI《Unified Extensible Firmware Interface》、プロセッサモデルの適格性)問題への対応に苦慮したものの二つに大別されます。

こうした問題に特効薬はなく、11へのアップデートに非対応のデバイスを移行させる方法はリプレース以外にありません。

10は機能更新プログラムの提供が年2回、バージョン22H2を既に実行しているのであれば古いとは感じないかもしれませんが、中長期的スパンで見れば2015年に登場して以来9年経過しており2025年10月には約10年間。11登場から10年先を見据えて新しいデバイスへのリプレースは、快適なコンピューティング環境の維持に十分意味のあることです。

11から機能更新プログラム提供は年1回のリリースとなり、各バージョンのサポート期間もリリース日から24カ月(HomeおよびPro)または36カ月(EnterpriseおよびEducation)と長くなるメリットがあります。そうは言ってもOS10デバイスを一気にOS11デバイスにリプレースするにはかなりのコストが予想され頭の痛いところ。残り1年あまりという猶予があっても計画的かつ業務に支障が出ぬよう慎重にリプレースを進めることが課題となってきます。

Windows「長期サービスチャネル(Long Term Servicing Channel:LTSC)」の提供開始時期

現在のところOS11ベースのLTSCバージョンは提供されておりませんが、2024年後半に「Windows 11 Enterprise LTSC」および「Windows 11 IoT Enterprise LTSC」がリリースされることが報じられています。これは企業のクライアントOS向けではなく、たとえば規制が厳格で更新できないデバイス、インターネットに未接続の製造現場の制御システム、機能がロックされ長期サポートが必要なシステム向けなど特殊な用途を想定したもの。

過去にも「Windows 10 Enterprise LTSC 2019」までは固定ライフサイクルポリシーで10年のサポートを提供してきましたが、「Windows 10 Enterprise LTSC 2021」からは延長サポートを廃止しており、メインストリームサポートのみの5年に短縮しています(IoT Enterprise 2021は10年)。Windows 11 Enterprise LTSCも同様に5年のサポートとなる見込みです。

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