複数ストレージにある多量のファイルを一カ所で把握したい方向けに

たとえばiCloudやGoogleドライブ、Dropbox、OneDrive、BOX、AWSと言ったの複数のクラウドストレージ、加えて所有している物理デバイスや外部ドライブなども含めると多岐にわたって保管・保存されている大量のファイルですが、各地各所に散らばってしまい、管理が大変でひとまとめにして把握しておきたい方におすすめのアプリケーションがあります。

散在するファイルを一括管理できる

各所に散在してしまい管理が難しい複数ストレージやデバイス・ドライブ等に保管されたファイル。
インデックスを作成してすべてのファイルを一カ所で参照できるファイルマネージャーをとある企業が開発中ですが、最近アルファ版が公開され、画面や使い勝手、操作性など無料でお試しいただけます。

仕組み

これは複数デバイス、ドライブ、クラウドにわたるファイルを一括把握できるよう設計・開発されており、今回、公開中の「アルファ版」では、ファイル閲覧など「最低限の機能」のみ利用可能です。さまざまなストレージレイヤーで動作するように設計されたファイルシステム「仮想分散ファイルシステム(VDFS)」を導入しており、多くのデバイスにまたがるコンテンツを操作してアクセスできるAPIを用い、このアプリケーションを実行しているデバイス間でリアルタイムに同期されるマスター・データベースを作成して運用できます。

アルファ版の導入方法

まずは公式サイトからアプリケーションの実行ファイルをダウンロードします。ダウンロード出来たら、それを実行します。
インストーラーが起動します。「Next」ボタンをクリックして続けます。インストール先を確認して再度「Next」をクリックします。

次に出たウィザードにある「Install」ボタンをクリックするとインストールが始まります。インストール完了後に表示されるウィザードの「Finish」ボタンをクリックすれば準備万端です。

運用開始方法

さきほどの「Finish」ボタンをクリックするとアプリケーションが起動します。初回はアカウント作成用に「Log in with browser」をクリック。次に「Continue with Email」をクリックします。E-mailの入力ボックスが出現したら、お持ちのメールアドレスを入力して再び「Continue with Email」をクリック。

先に入力したメールアドレスに届いた内容を確認して、「Login」ボタンをクリックして運用を開始します。

制限された機能

「Add Location」から、同一ネットワーク上の他のデバイスを追加することもできます。これ以外の機能はまだ開発中のため先述の通り最低限の機能しかまだ利用できません。クラウドストレージについてもまだ追加することができないのが実情です。

このアプリケーションの実体は既存のストレージ上に存在するデータベースツール。まだ誕生したばかりのソフトウェアで機能もかなり制限されてはいますが、今後の開発に伴い、より多くの機能が利用可能で期待できます。ご興味がございましたら弊社までお気軽にお問い合わせください。