業務属人化の弊害

2023年7月10日 2024年6月19日

◆目次

人手不足や少子高齢化社会が近づくなか、中小企業が限られた人的資源を有効活用するには「テクノロジー・採用・人事や労務に関する」施策の重要性が増してきます。

しかしながら、それらを担う人財が日々の業務に忙殺され手一杯では「成果」につなげることは難しい。
経営者は『専門性が高く』、『業務プロセスが複雑・属人化しやすい』部門・分野をいかに効率的に運用できるかが問われています。

属人化や個々のスキル依存に陥りやすい業務環境を変えマニュアル化され、誰もが操作しやすいデジタル化を進めるには何が必要かを解説します。

専門性	業務の多さ	プロセスの複雑さ
年単位で改正される法制度や頻繫に更新される社内システムなどを把握、その都度正しく理解・判断しながら業務を進めるため高い知見や専門性が求められる。	特定日に業務が集中したり、障害やメンテナンスが生じた場合にも対応が必要。正確さや処理速度などの能力も必要で、ノウハウ共有に時間を要す。	関わる部門・業務が多岐にわたり、紙文書による管理行っている場合、プロセスが複雑化。情報の可視化や共有に時間を要し、担当者しか把握できない事態を招く。

属人化を招く要因一覧

・プロセスの簡素化	複雑化し、絡みあった業務の一つ一つを棚卸して、無駄や無理な部分を洗い出す。また、洗い出された分野を簡素化して効率化する。
・ノウハウの共有	業務マニュアルの作成・整備やコミュニケーションツール導入により社内交流を活発化させる。
・業務標準化への取り組み	人事考課に業務標準化への取り組み項目追加などの仕組みづくりを行う。

アイディア一覧

これまで負担となってきた紙文書による管理チェックや業務プロセスの不透明感の払拭には、システム導入が効果的です。

まず取り掛かるには繰り返し発生するルーティン業務などがおすすめですが、現在進んでいる業務自動化（RPA）を利用すれば属人化解消・スピードアップにつながる高い効果が期待できます。

弊社は導入のしやすさ・操作性・安定性・価格など多くの要素を考慮したシステム導入のご提案が可能です。