電子処方箋の今後

電子処方箋とは、今までの紙の処方箋を通信ネットワークを使ってペーパーレスで実施する仕組み。「オンライン資格確認」のプラットフォームを使用してクラウド上に構築された「電子処方箋管理サービス」を経由、医療機関・薬局における共通情報を相互に参照できます。2023年5月現在、全国各地の医療機関・薬局ですでに運用されていますが、導入を検討されている方もいまだ数多くいらっしゃいます。

電子処方箋における医療機関・薬局の共通メリットは2つ。

  • 複数の医療機関・薬局をまたいだ「過去3年分にわたる処方調剤情報含む薬剤の情報」を閲覧できる。
  • 調剤結果などの情報を電子処方箋管理サービスで簡単に確認できる。

電子処方箋により、診察・処方から調剤・服薬指導まで、より質の高い医療の提供が可能となりました。
医療機関側では、自院が発行した処方箋に対する薬局の調剤結果、後発医薬品への変更などの情報確認が容易になります。
薬局側おいても、調剤結果や処方医に伝えるべき事項を電子処方箋管理サービス経由で簡単に伝達できます。

医療機関にとり電子処方箋は「重複投薬等の抑制」効果が認められ、複数の医療機関・薬局をまたいだ投薬等のチェック実施により、より実効性のある重複投薬防止につながります。
また統一フォーマットで処方箋を作成、形式的な疑義照会件数削減が期待されるとともに、薬局への精緻な伝達ができ薬学的な管理体制を整備できます。

薬局としては「業務効率化」効果につながるメリット。電子処方箋管理サービスから処方箋をデータとして受け取りシステムへの入力作業を削減。また、紙の調剤済み処方箋のファイリング作業が無くなり、保管スペースの削減も期待できます。

第三のメリットですが、先述した「オンライン資格確認」のプラットフォームを利用しており、同システムを導入していればソフトウェア更新するだけで同じハードウェアで電子処方箋管理サービスを利用できます。

導入をご検討されている方はぜひご相談ください。