OS11の次期アップデート「24H2」の中身は

実はバージョン24H2はウィジェットボードの改善や通知バッジ・ロック画面での情報追加などの機能や画面を実際に見て触れるInsider Preview版Build26000シリーズが公開されています。他にも設定アプリの操作・機能性の改善や7zip・TAR形式での圧縮も可能となっており、将来的にQRコードを用いたWi-Fi共有機能やBluetooth通信、グラフィックス改善も図られた意欲的で大規模な改修が行われる見込みです。今回はこの話題を取り上げて解説します。

起動不可の端末も

テスト中の24H2(ビルド25905)では「POPCNT」と呼ばれるCPU命令をサポートしていない古いプロセッサーにおけるOS起動が拒否される現象が起こっていると報じられています。ちなみに「POPCNT」とはpopulation countの略、「マシン語のビット数を数える」ために使われているコマンドのこと。ザックリ言ってしまうと2010年以前に製造されたCPUで動いているPCでは「24H2」が利用できないことになりそうです。これは旧世代に属するPCのさらなる「足切り」とも言え、来たるOS12ではさらにオールドモデルPCが過去の遺物として業務から外される運命となるもよう。

OS11のシステム要件は大まかに言ってCPUのクロック速度(1GB以上)やRAM容量(4GB以上)、ストレージ(64GB以上)、たとえばCPU要件の一つとってみてもメモリ整合性保護の一部を高速化するセキュリティ機能のMBEC(モードベースの実行制御)への対応による要件アンマッチ問題が生じるとの見方が出ています。 本年は24H2が唯一の大型アップデートとなり、高度なAI統合をもたらすであろうというのが大方の予想です。

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