USB4対応デバイスの実力は

昨年（23年11月頃）登場したあるメーカのボータブルSSD製品は、読み書きともに転送速度が最大毎秒3GB超えの超高速なストレージデバイス。接続方式はUSB Type-CとなっておりUSB 40Gbpsに対応しています。読み出し速度は毎秒3800MB以上、書き込み速度は毎秒3700MB以上と公表されています。ただし発売モデルによっては書き込み速度毎秒約3600MBとなっており、接続端子がUSB規格の下位互換の場合は転送速度が落ちるとされています。

高い冷却性能

高速SSDほど発熱が気になるものですが、効率よく熱排出できるとともに冷却ファンの風切り音などなく、静かな環境でも利用が可能なのが特長です。ファイルシステムはexFATで、Windows／macOSの両方に対応しており、各種ユーティリティーは豊富に用意されています。

実測スピードは

WindowsマシンとMacBookそれぞれで付属のUSB4対応ケーブルを使いベンチマークテストを実施してみました。下表に結果をまとめています。

Windowsノート（Thunderbolt4／Core i9-12900H／32GBメモリ）	読み書き毎秒3～4GB
Windowsノート（USB 3.2 Gen2（USB 10Gbps）／Core i7-9750H／16GB）	読み書き毎秒3GB超
MacBook Pro 2020（ Thunderbolt3／Core i7 2.3 GHzクアッドコア／16GB）	読み書き毎秒2.5～2.7GB

ご興味ありましたら、超高速な読み書き性能をお試しください。