人材不足をカバーするDX

2023年6月18日 2023年6月30日

事務作業の例ですが、まだまだ「紙」による保管作業が一般的、書類の保管スペースまでの移動や検索時の手間暇、取り出しから片付けまでの作業に年間で言えば数十～数百時間が余分に費やされていると言っても過言ではありません。

加えて人材不足・確保を解決するうえでDXを進めることが企業の課題解消につながりやすいことは明らかになりつつあります。
一例をあげると、「顧客からの問い合わせ確認作業の簡略・省力化」

早期に回答ができるシステムを築きあげ、何より営業という本来業務に集中できる環境が整いました。

他にも作業日報登録業務では、作業者による紙記入や事務担当者によるシステム登録作業の省力化を進めた結果、急速に生産性を高められたことが報告されています。

さらに入出庫時の自社や外部の倉庫のデータを一元管理できれば、リードタイムを短縮して顧客満足度を高めることにつながりやすい。
営業力、生産性、顧客満足度など向上を実現するには各業務の「効率化」を図り、人へ依存した作業を軽減して人手不足に対処できる体制に転換できるかが問われてきます。

各種労働生産性データ分析ソフトウェアも数多く登場しています。
統計ツールやAI・機械学習を利用して実績データを分析、労働生産性の見える化や生産性低下要因の発見をサポート、人・スキル依存工程の特徴、作業待ち時間の削減、効率低下につながる部門の特定など指標となる値を出して解析、運用改善を実現できます。