HDDとSSDの最適な使い分けには

容量の進化ではもはやSSDがHDDよりも優位となりつつあり、最近のSSD製品では75TB、250TB、300TB容量の開発が珍しいものではなくなりました。
ストレージの容量が増えれば、
・ メンテナンスの負荷軽減
・ 消費電力量の削減
・ 冷却コストの削減
・ ラックスペースの節約
等の大きなメリットが見込めます。

これまでHDDが使われ続けてきた最大の理由は、容量当たりの単価を上げてまでSSDに交換する価値が見込めなかったことにあります。
ところが、SSDがより大容量になり容量単価が下がりつづけている昨今、HDDからSSD への移行がより現実的な選択肢となりつつあります。

デメリットの解消には

SSDと比較したHDDのデメリットとして挙げられているのが、
・ 消費電力の大きさ
・ 発熱量の高さ
・ 前触れなく故障する確率性の高さ

HDDやテープ、光学ストレージの用途として今後も活用が見込めそうなのが、
・ 長期間のデータ保持が必要な分野
・ 膨大なデータセットを使用するAI(人工知能)アプリやAIモデル開発
・ 不変コピー(書き換え不能なデータ)

最適なのは

例えば容量単価の差を縮めるには、データ削減をすすめSSDでのデータ保存効率を高めること。しかしバックアップのような容量効率の高さを重視する用途では、既にデータ削減の最適化が実施され、重複排除や圧縮による効果が見えにくいのも実情です。やはり「求められるニーズにより必要なストレージは変わる」ことが大前提であり、 読み出し・ 書き込み性能および・ 記憶容量を検討したうえでニーズに最も適したストレージを選ぶことが必要であり、そうしたベストミックスは何であるかを十分に分析評価しておくことがIT活用を図るうえでの課題となってきそうです。