【Windows11】アップグレードへの可否チェックができるアプリのご紹介
Windows10のサポート終了が本年10月15日までと残り僅か、移行へ残された時間はほとんどありません。原則的にWindows10はアップグレード要件に適合すればWindows11に無償アップグレードできますが、下表の要件をクリアする必要があります。
10 | 11 |
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1GHz以上のプロセッサ/SoC | 1GHz以上で2コア以上の64bit互換プロセッサ/SoC |
1GB(32bit版)/2GB(64bit版)以上のメモリ | 4GB以上のメモリ |
16GB(32bit版)/32GB(64bit版)以上のストレージ | 4GB以上のストレージ |
‐ | UEFI、セキュアブート対応のファームウェア |
‐ | TPMバージョン2.0 |
最低800×600ドットの解像度 | 8bitカラー解像度(720p) |
基本的には2018年より以前に製造・販売されたPCはアップグレード対象外と考えられます。
アプリの活用
アップグレードできるかを的確に判断するにはMicrosoft社の「PC正常性チェックアプリ」を使えばスムーズです。
このアプリは、Microsoft社の右記ホームページ「PC正常性チェックアプリの使用方法」ページ内の「https://aka.ms/GetPCHealthCheckApp」リンクをクリック、インストーラー「WindowsPCHealthCheckSetup.msi」を自動ダウンロード、インストールを行って実行します。
アプリ起動後、「PC正常性を一目で確認」画面が表示されたら「今すぐチェック」ボタンをクリックして互換性チェックを実行。「このPCは「11」アップグレードの要件を満たしています」とメッセージが表示されればアップグレードが可能です。
要件を満たさずともアップグレードが可能な場合も
要件を満たしていない場合、「このPCは現在、Windows 11システム要件を満たしていません」とのメッセージが出ます。その際に[すべての結果を表示]ボタンをクリック、満たしていない要件項目を確認して自前で対処できるか判断することもできますが、素人では判断が難しく、プロにご相談されることを強くおすすめします。